清宮、武白志に負けん!主砲対決に闘志

 「全国高校野球・準々決勝、早実-九州国際大付」(17日、甲子園)

 早実(西東京)は17日の準々決勝・九州国際大付(福岡)戦に向けて16日、兵庫県西宮市内で約2時間の練習を行った。スーパー1年生・清宮幸太郎内野手は、2戦3発の九州国際大付の4番・山本武白志内野手(3年)との“主砲対決”に「張り合えるぐらい打っていきたい」と、闘志を燃やした。

 両校は5月に練習試合を行い、早実が11-5で大勝。その時、山本は左手小指骨折で欠場していたが、清宮はエースの富山から一発を放った。山本への対抗意識は否定するも「(相手は)山本さんのホームランで勢いをつくったりする。自分も流れを引き寄せる一打を打てればいい」とチームの主軸として負けたくない思いはある。

 3回戦・東海大甲府戦での甲子園初アーチで、「力を入れなくても、あれで入るんだなという感覚をつかめた」と手応えも得た。この日はフリー打撃で61スイング中3本の柵越え。15日にリトルリーグ世界選手権(米国)に出発した弟・福太郎くん(小6)に「オレより打って来いよ」と電話で激励したという清宮。再び豪快な一打で4強入りを決める。

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