清原和博氏「死んでしまえと思った」

 西武、巨人、オリックスで活躍した元プロ野球選手の清原和博氏(47)が、3日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマたちへ」に出演。テレビなど表舞台から遠ざかっていた1年間を「いろんなことがあって離婚も経験して、何もかもやる気をなくしてしまいました。清原和博自体を否定してしまって…。こんだけ悪く書かれるんやったら、いっそのこと死んでしまえと思った。そしたら死んだ人間のことは悪く書かないだろうと。息子の存在がなければこの世にいなかったでしょうね」と激白した。

 清原氏は昨年3月に薬物疑惑が報じられ、同9月にモデルの亜希夫人(45)との離婚を発表。2000年に結婚した2人の間には2人の男児がいるが、親権は亜希さんが持っている。

 その後、公の場から遠ざかっていた清原氏は、昨年12月に都内のホテルで行われた佐々木主浩氏の野球殿堂入り祝賀パーティーに出席。久しぶりに公の場に登場し、横浜(DeNA)や米大リーグで活躍した、かつての盟友を祝福した。

 同じ67年度生まれで同級生の佐々木氏には、ふさぎ込んでいるときに食事に誘われ、その場で自身の殿堂入りパーティー出席を頼まれたという。「こういう事情だから出席すれば迷惑をかける」と断る清原氏に「ずっとライバルだったし、おまえが来ないと始まらないよ。おまえはおまえなんだから」と説得されての出席だったと明かし「人前に出るのが何カ月ぶりで、人に圧倒されてしまって…」と振り返った。

 番組には佐々木氏もVTR出演し「あれだけ野球に打ち込み、取り組んだ人間はいない。いろんな形でキヨと野球界に貢献したい。誘ったらちゃんと来て下さい。メールにもちゃんと返信するように」と、メッセージを寄せた。

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