「全国高校野球・準決勝、三重‐日本文理」(24日、甲子園)
準決勝に進出した4校は休養日の23日、兵庫県内などの施設で調整した。
4試合で36回575球を投げた三重のエース左腕・今井は外野で中村監督に絶叫マッサージを施された。「痛いので一人で叫んでいた。体はえらい(疲れるの意味)ですけど、投げられる」と気合注入もバッチリ。中村監督が三重中京大の監督時代に、教え子の則本(現楽天)にも度々行った疲労回復の“秘術”。「今井に『バッチリです』とお世辞を言われたよ。評判がいいんです」と還暦の監督もご満悦だった。