森友哉ノーヒットも大阪桐蔭4強

 「東京国体高校野球・準々決勝、大阪桐蔭4-1常葉学園菊川」(2日、八王子市民)

 準々決勝1試合が行われ、大阪桐蔭が常葉学園菊川に逆転勝ち。ドラフト1位候補の森友哉捕手(3年)は3打数無安打だったが、優勝した昨年に続く準決勝進出を果たした。3日は、修徳(東京)‐前橋育英(群馬)、大阪桐蔭‐鳴門(徳島)の準決勝と、決勝が行われる。

 森友が“顔”で決勝点をお膳立てした。同点の八回1死一塁。この回から登板の相手左腕はストライクが入らない。ストレートの四球で好機を広げると、続く4番・近田が左前適時打を放った。

 最初の3打席はタイミングをずらされて凡退。「甘い球を見逃したり、淡泊になってしまった」と反省した。それでも、五回終了時には「相手を考えずに自分たちの野球をしていこう」と、西谷監督の指示をナインに伝えてチームを引き締めた。4強入りには「接戦を勝ちきることができてよかった」とうなずいた。

 3日は準決勝と決勝を行う日程。準優勝した18Uワールドカップのダブルヘッダーでは、4安打6打点を記録しており「大切なのは集中力」と、ポイントを挙げた。いよいよ迎える高校野球生活最後の1日。「ここまで来たからには、2試合勝って優勝したい」と、連覇締めを誓った。

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