ケイバ熱盛ブログ「時を経て再会?」(7月15日)

 

 こんにちは、栗東・山本です。今週は週初めから函館入りし、滞在馬を取材。極度の暑がりの自分にとって、猛暑の栗東トレセンより10度くらい涼しい環境で取材できるのが最高です。涼しい場所で調子を上げるダイメイフジの気持ちがよく分かります。まあ、この気候でも自分は汗をかいてしまうのですが…。

 今週は当地で2重賞が行われますが、土曜は函館2歳Sです。オマツリオトコ、オボロヅキヨ、ゴキゲンサン、ミスヨコハマ…。13頭中4頭も珍名馬(和風馬名?)。こんな重賞はなかなかありませんよね。その内の一頭、『ミス横浜』と検索すると、きれいな女性の画像がたくさんヒットしますが、おそらく関係ないでしょう。

 そのミスヨコハマ。中1週、中1週のローテで今回がメンバー中最多タイの3走目(タフ!)。ですが、「カイ食いが落ちていない。多少テンションが上がり気味ですが、プラスに捉えると、気が入っていて短距離がいい感じだと思います」と牧田助手(美浦・斎藤誠厩舎)は問題なしを強調します。

 さすがにこの時期の2歳馬なだけあって、「背中が丸まっていていびつな体をしている」と成長の余地を秘めていますが、ここ2戦のレースを見ても素質があることは間違いなさそうですよ。

 ちなみに牧田助手、ミスヨコハマの血統を見た時にピンと来たことがあったそうです。 「お母さんのミスエリカという馬を担当していたヤツと友達で、北海道(札幌)で併せ馬相手がいない時に合わせてくれたのが、ミスエリカでした」。

 そこから6~7年の時を経て、助けてもらった馬の子どもを担当することになるとは…。こういうのが競馬、血統の面白さだなと改めて感じさせられました。

 ちなみに個人的にも、ニシノシークレットのお母さんニシノラピートを南関東・大井在籍時代に応援していただけに、出馬表を見てどこか懐かしい気分になっていました。これだから競馬はやめられませんね。

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