ケイバ熱盛ブログ「おもしろくないG1回顧録(39)」(5月2日)

 どうも、面白くない記者の小林です。まずはどうでもいい記者の天皇賞・春予想結果から。1着◎タイトルホルダー、2着○ディープボンド、3着△テーオーロイヤル。的中しました。

 唯一のG1ホースだったタイトルホルダーがV。勝因のひとつとして挙げられるのがスタートだ。タイトルホルダーが最も力を発揮できるのは逃げの戦法。ただ、枠が16番と外だったため、テンから主張しないと行き切れない可能性があった。そこを鞍上の横山和は迷わずに行った。その後の対処も良かった。中途半端にペースを落とさず、前半7F目までは12秒台前半の高速ラップを刻んで後ろを離しにかかった。こうなると後続馬は動きづらい状況となる。ペースが速くなるのは覚悟の上で、思い切った逃げの作戦に出た横山和の判断が勝利へとつながった。

 メンバーレベルを疑う声もあるが、少なくとも勝ったタイトルホルダーに関しては強いと断言していい。それは7馬身差という見た目のインパクトで語っているのではない。レースラップを分析すると、前半は3Fが36秒5で5F60秒5となり、後半は5Fが60秒3で3Fが36秒4と、前半よりも後半のラップが速い。これは逃げたタイトルホルダー自身が刻んだもので、前半を速いペースで逃げながらも、後半になってもスピードを落とすことなく駆け抜けている。メンバーや展開に恵まれたものによる勝利ではなく、真の強さを発揮しての勝利。強い生粋のステイヤーを久々に見たような気がする。

 情けないことですが、記者個人としては今回のレースが今年のG1初当たりとなった。低配当で胸を張れるものではない。それは十分に分かっています。それでもうれしい気分になった今年の天皇賞・春でした。

 〈おまけ〉今、JRA競馬博物館でオグリキャップの企画展が行われている。記者にとってのオグリは過去の名馬であり、リアルタイムでの活躍を知らない。ただ、記者はファン時代、夏に北海道へ牧場巡りの旅に出ていた。その時は必ず、けい養先の優駿スタリオンステーションへ出向き、オグリにあいさつするのが恒例だった。今となっては恥ずかしいが、オグリと一緒にフレームに収まるプリクラで撮った写真もある。競馬に熱中していたあの頃が懐かしい。

 【天皇賞・春】(買い目はレース当日のデイリー紙面に掲載)

 〈馬連〉

16-18 5000円

16-10・1・2・7・9 各1000円

購入額 10000円

払戻金 26000円

【G1回顧録トータル収支】

マイナス106820円

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ケイバ熱盛ブログ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ケイバ熱盛ブログ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス