ケイバ熱盛ブログ「何としても勝ちたいレース」(4月29日)

 こんにちは、栗東・山本です。先週から右足首が痛く、歩くのにも足を引きずりながらで、いろんな関係者から「歩様悪いな」と心配される始末。病院に行くと関節炎と診断されましたが、薬代やら何やらバカにならない…。馬券を当てて補てんすべく、栗東の各陣営のもとへ足を運びました。

 「ダービーも好きですが、淀の天皇賞が子どもの頃から好きでしたね。父(正陽師)のG1初勝利が春の天皇賞のエリモジョージ(76年)でした」と話すのは、ディープボンドを送り込む大久保師。G1(Jpn1含む)7勝を誇るトレーナーをして憧れの春盾。当時10歳だった龍志少年の心を揺さぶったのが、46年前の当レースだったようです。

 自身が調教師になり、これまで5度の挑戦で07年エリモエクスパイアと昨年のディープボンドの2着が最高着順。「去年のボンドもアサクサキングス(08、09年)も1番人気で負けてしまいました」と残念そうに振り返りますが、「ボンドは今、スタミナだけじゃない。去年よりも操縦性が良くなっています。マークをはね返せるだけの力はあります」と、思い焦がれるタイトルへ、言葉の端々にも力が入っていました。

 そして、共同会見でも「チャンスが迫っていることは自分の中でもひしひしと感じていますし、ここは絶対逃したくないという気持ちが強いです」と力強く言い切りました。もちろんどの陣営も大舞台で燃えるところはあると思いますが、個人的に栗東で一番の勝負気配を感じました。

 “和田竜二騎手がG1を勝った年は阪神タイガースが最下位”というジンクスがあり、弊紙デイリースポーツ的にどないやねん!ってのはありますが、注目して大熱戦に期待したいと思います。

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