ダービーまであと１０日！例年より熱気がすごい気がする美浦より、刀根です。

　今朝の調教スタンドにて－。ダービーに紅一点サトノレイナスを送り込む国枝師と、毎日杯２着のグレートマジシャンを出走させる宮田師がバッタリ。そこで早速、国枝師が「グレートマジシャンには負けないようにルメールさんに言っておくよ」と軽く先制口撃？すると、その弟子（元・国枝厩舎）の宮田師は「先生の馬に胸を借りるつもりで頑張ります」とタジタジに。「牝馬に胸を借りるようじゃ駄目だろ（笑）」。そこで余裕の返しを見せるあたり、師匠はさすがでした。

　そうは言っても、開業２年目にしてダービーに有力馬を出走させる宮田厩舎は、次世代のリーディング候補筆頭でしょう。そんな宮田厩舎の２歳馬情報をお届けします。

　０８年マイルＣＳ覇者ブルーメンブラットを母に持つフォラブリューテ（牝、父エピファネイア）は、本日ゲート試験に合格しました。「来週、いったん放牧に出します。気の良さがあるし、楽しみな馬です。ノーザンファーム天栄で基礎体力をつけながらデビューまでの態勢を整えたい」と指揮官。

　トレーナーが「この世代で馬っぷりは一番」と期待するエピファニー（牡、父エピファネイア、母ルールブリタニア）も来週の入厩が決まったようです。「まずはゲート合格を目指すと思います。デビューは秋になるか、後半の新潟あたりになりそう」とのことでした。