【POG】フィデル、名門友道厩舎の先陣切る 大江助手「しっかりと動ける」

 「新馬戦」(7月4日、小倉)

 20年1歳セレクトセールにおいて1億9000万円(税抜き)で取引されたフィデル(牡、父ハーツクライ、栗東・友道)が、満を持して7月4日小倉5R(芝1800メートル)でベールを脱ぐ。毎年クラシック戦線をにぎわせる西の名門が送り出す2歳世代の“トップバッター”。大江助手は「この時期の2歳らしく、まだフラフラするようなところもありますが、求めた時にしっかりと動けるのはこの馬いいところですね」と期待は大きい。

 1週前追いは川田を背に栗東CWで3頭併せ。6F81秒5-38秒1-11秒7と鋭く伸びて最先着を決めた。「しまいの脚もしっかりと使えるし、動きもまとまっていますね」と同助手。近年の友道厩舎の夏デビュー組にはワグネリアン、アドマイヤマーズなど活躍馬多数。V発進で偉大な先輩たちの背中を追う。

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