ケイバ熱盛ブログ「おもしろくないG1回顧録⑫」(4月5日)
どうも、面白くない記者の小林です。まずはどうでもいい記者の予想結果から。1着△レイパパレ、2着無印モズベッロ、3着○コントレイル。◎グランアレグリアは4着でした。大外れです。紙面で派手に取り上げてもらったのにもかかわらず、情けない結果に。申し訳ない気持ちでいっぱいです。
「まさかレイパパレが4馬身差もつけて圧勝するなんて…」。これが正直な感想だ。馬場や展開の恩恵があったといはいえ、コントレイルやグランアレグリアとここまでの差がつくとは思わなかった。
勝ったレイパパレ。レースぶりだけみると単調な逃げ切りと思われるが、上がり3Fはメンバー最速タイの36秒8を記録している。そこに強さを感じた。芝のレースで逃げ馬がメンバー最速の上がり時計を記録して勝利するのは、能力差のある条件戦では見受けられるものの、オープンでは珍しい。ましてや芝G1となるとまれなケースだ。
19年阪神JF(レシステンシア)と07年朝日杯FS(ゴスホークケン)が上がり3F最速時計を記録して逃げ切りVを決めているものの、自分の調べられる範囲の中で古馬G1でそれをやってのけた馬は存在しなかった。限られたサンプル数でのデータであり、だから何とツッコまれそうだが、逃げてメンバー最速の上がり3F時計を記録するのがいかに大変かというのは分かってもらえると思う。繰り返しになるが、馬場や展開の恩恵があったとはいえ、本質的な強さがなければできない芸当だ。
「予想」という漢字。「予」は前もってやあらかじめ、「想」は思うやイメージするなどの意味がある。過去の実績にとらわれ、レイパパレの強さを予想できなかった自分のセンスのなさを痛感した今年の大阪杯でした。
〈おまけ〉今年に入ってG1は3連敗。本命党としては致命的であり、メンタルはやられてます。レース後の夜、義理の兄からうちの息子に初節句のお祝いとしてもらったかぶと飾りのお披露目を行った。息子に「強い子に成長してほしい」と願いながら飾ったかぶとを眺めながら、自分がもっと強くならなければと思った。
【大阪杯】(買い目はレース当日のデイリー紙面に掲載)
〈馬連〉
12-7 5000円
12-2 3000円
12-8 2000円
購入額 1万円
払戻金 0円
【G1回顧録トータル収支】
マイナス2万7200円