会社に貢献したいと常々思っている（アピールです）刀根です。年々、レベルが上がっていると評判の、わが社杯ことデイリー杯クイーンＣ（２月１３日・東京）。今年も３冠牝馬アパパネの娘・アカイトリノムスメ（牝３歳、美浦・国枝）など素質馬が続々と参戦を表明しており、盛り上がりは間違いありません。

　Ｇ１級に重要な社杯の目玉が、芦毛の怪物リフレイム（牝３歳、美浦・黒岩）です。最後の直線で外ラチ沿いまで逸走しながらＶを収めた新馬戦はまさに伝説。さらに前走の京王杯２歳Ｓは５着に敗れたものの、レース前のパドックで膝を地面につけて寝ようとする大物ぶりを披露。その“ゴロン未遂”のシーンはＳＮＳでも話題を呼んでいるんだとか。

　中間は北海道に放牧に出ていましたが、１５日に帰厩。「操縦性が良くなっていますね。いいリフレッシュと修正期間になったと思いますよ」と黒岩師は成長を実感。２０日の美浦北Ｃで初時計（４Ｆ５４秒２－３９秒２－１３秒０）を記録し、「キャンターのおろしがけから力みもなく、いいリズムで走れていました。まだ内面の重さはあるので、今のフレッシュさを保ちながら調整していきたいですね」と話していました。

　レースの結果次第で今後の方向性が決まるという重要な一戦。“オテンバ娘”の始動戦には注目です。