ワタクシも予想者の端くれ…今週は日曜東京2Rのディープシャインで勝負!

 このコラムもスタートしてはや1年。厩舎関係者だけでなく、デスクからも当たらない男だと思われているのでしょう…。「予想は二の次にして、よもやま話を中心に!」との要望で書き始めた。それだけに裏話的なことを中心にしてきたが、一応これでも予想者の端くれだ。それに、よくよくコラムの紹介文を読むと”ときどき馬券話も”と刺身のつまのように書いている。まだほとんど触れていないので、汚名返上とばかりに予想を披露します!

 今週は第三場(ローカル)の開催がなく、週中の美浦トレセンは普段よりものんびりムード。レース数が多くないということで当然ながら、各厩舎の出走予定馬も少ない。そんななか、田村康仁厩舎は土日で11頭を予定していた。抽選除外が2頭出て結果的に9頭となったが、それでも大攻勢には変わりないだろう。

 それも恐らく、上位人気になるであろう馬がめじろ押し。というわけで、その取捨をここでは取り上げたい。

【土曜東京1R・ミスティカル】

 デビュー以来の5走で、掲示板確保が4回という安定勢力。状態も良さそうだ。ただ、切れる感じがない。ヒモで。

【土曜東京3R・ギャラッド】

 新馬戦は不良馬場のなか、差して3着。上位馬がインを通ったことを考えれば上々の内容だ。それも厩舎に言わせると「恐らく本来、道悪はマイナス」のタイプのようだ。それでも上位争いを演じたのは素質の高さのなせる業。これは買えるレベルです。

【日曜東京2R・ディープシャイン】

 ディープインパクト産駒でもあり新馬戦は芝へ出走(3着)したが、デビュー前の取材の感触からもダートこそが最適との印象だった。実際、騎乗した武豊騎手も「ダートの方がいい」と発言したそう。配当を考えれば、個人的に今週はこの馬を一番額を張って買いたい!と思っている。

【日曜東京3R・グラマラスライフ、ゲンパチカイナル】

 深くは書けないが、グラマラスライフの初戦はレース中にちょっとしたアクシデントがあっての5着。クリストフ・ルメール騎手が「次も乗りたい」と直訴したそうで、勝てるレベルにあることは間違いない。アタマから狙える。もう1頭のゲンパチカイナルは、出来は上がっている感じ。ただ正直、馬券圏内か?と問われると「う~ん」のイメージだ。

【日曜東京6R・オープンザウェイ、ボーントゥレイン】

 前走2着のオープンザウェイには「福永(祐一)騎手がうまく乗ってくれた」が、まずは厩舎サイドのコメント。まあ、道悪で差しの利かないダートを先行して粘っただけと言えなくもない。再びオッズがつくようなら…といった感じ。一方、ボーントゥレインは久々は問題ないが、ビュッと切れない。好走するには相当恵まれないと駄目。はっきり言うと買わない。

【日曜東京7R・ヴィオトポス】

 札幌2歳S12着以来だが、取材の感触から仕上がりは問題なさそう。あとは能力の問題となりそうで、”まだ無理”がワタクシのジャッジ。

【日曜東京9R・ノーブルサンズ】

 「叩き良化型らしく動きが変わっている」が厩舎のコメント。ただ、それにしても前走内容が悪過ぎる。買えません。

 以上が取材の感触と主観を加えての取捨です。手前みそで恐縮ではありますが、全競馬マスコミのなかでこの厩舎の情報はワタクシが一番詳しいです。ご参考までに-。

(馬サブロー美浦支局・玉川 祝)

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