【6月18日の展望】今年は小粒なメンバー構成/ユニコーンS

【ユニコーンS】

 3歳ダートの頂点・ジャパンダートダービーに向けての重要な一戦。今年の中央のダート路線は、ヒヤシンスSを勝ったエピカリスがかなり抜けた存在で、2番手以下が混沌とする状況。昇竜Sがテイエムヒッタマゲ、青竜Sがサンライズソア、端午Sがマイネルバールマン、伏竜Sがリゾネーター、鳳雛Sがローズプリンスダムと勝ち馬が変わってきた。昨年のこのレースはストロングバローズが570、グレンツェントが554で迎えたレース。今年は小粒と言わざるを得ない。

 ◎アンティノウスは、芝で結果が出ずに、3戦目からダートに転向。ダートの成績は4着、5着、1着、1着。SP指数は297、361、419、495。使われつつ着実にダートに慣れ、地力強化を遂げてきたと評価できるもの。オープンでの経験はないが、指数と成績が比例して延びているあたりは、強いメンバーの中に入ればもっと指数を伸ばせる可能性を秘めている。

 ○リエノテソーロは、中央のダートを使っていないため”指数なし”となる。ただ、芝では前走のNHKマイルCで2着に頑張ってSP指数は553の高指数をマーク。ダートは地方交流重賞のエーデルワイス賞を5馬身差、GI・全日本2歳優駿を3馬身差の圧勝でダート適性の高さは言うまでもない。

【函館スプリントS】

 GI馬・◎セイウンコウセイが登場。昨年5月の時点でまだ500万クラスにいた馬。そこから破竹の勢いでオープンに出世。オープンでも淀短距離Sを快勝し、初重賞のシルクロードSでも2着と力を示し、続く高松宮記念でついにGI馬へと上り詰めた。SP指数もシルクロードSの606をはじめ、軽い芝の京都で高指数マークのスピードタイプでも、道悪の中京コースでGIを獲ったからには、短距離戦ならどんな舞台でも力を発揮できるはず。ここも力が違う。

【阪神6R】

 初勝利が4戦目、500万に昇級後も5着、6着で400に満たない平凡な指数で苦戦が続いた◎アンデスクイーン。立て直してひと叩きされた前走で大きく変わり身を見せた。直線は行き場を失い進路を探すシーン。ゴール前で何とか狭いところをこじ開けて脚を伸ばしたが、外から伸びたラユロットには及ばず、もったいない2着だった。それでもSP指数は483へと躍進。現級クリアは時間の問題だ。

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