【土曜・東京６Ｒ・３歳１勝クラス】

　◎ブルメンダールはもともとケイコでは動くタイプ。過去にはＧ１出走馬の追い切りパートナーを務めて優勢に動くこともあったが、今回の美浦Ｗでも鬼のようなはじけ方を見せていた。大きく先行する２頭を直線でつかまえると、うなるような勢いで一気に抜き去り、堂々と最先着を決めた。タイムは５Ｆ６３秒５の自己ベスト。このクラスでの足踏みは許されない。

【土曜・東京１２Ｒ・４歳上２勝クラス】

　◎ナムラブルの前走は激しい雨の影響で、水が浮くほどの馬場だった。逃げ、先行馬が上位を占める状況の中で、直線は内からスルスルと脚を伸ばして掲示板を確保。今季はこれで③①⑤着。昇級戦でいきなりメドを立てたように、着実にパワーアップされている。条件変わりはむしろプラス。強敵不在の今回のメンバーなら、差し切りが可能だ。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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