【中山３Ｒ・３歳未勝利】

　ダートに目先を変えた前走の◎ディセントファミリだが、発馬で後手を踏み、押してポジションを上げる形に。４角、直線の手応えは勝負圏内に位置していた馬の中では１番悪かったが、そこからがしぶとく５着に流れ込んだ。２桁着順が続いた芝戦からは大きな進歩で、もともと使い込んでから良さが出てくる厩舎。追い切りは前回が坂路で４Ｆ52秒７。今回は４Ｆ57秒３。一見軽めにとどめたように映るが、１Ｆ12秒４は過去最速。長年の経験上、和田道厩舎のこの調教パターンは「買い」。単勝＆馬連で勝負する。

【中山５Ｒ・３歳未勝利】

　◎ワセダインブルーは前走３着。２着だった〇キルロードには３馬身離されているが、インパクトがあったのは◎の方。道中はほぼ最後方。直線で外に持ち出して、エンジンが掛かったのは残り１Ｆから。そこからの追い込みは際立っており、ワンパンチ足りなかった競馬ぶりを払拭して見せた。２度目の中山、さらに荒れた馬場は大歓迎。ここは外一気を決める。

【中山12Ｒ・４歳上1000万下】

　◎トーホウアイレスは２戦目のサフラン賞でのちのＧＩ馬アエロリットを撃破。３着の前走にしても、勝ち馬はオープン級の好素材なら、２着馬も次戦で１０００万下を快勝…能力の高さは示したと言っていい。実戦を使われつつ体力を強化し、年末年始と緩めずに乗り込まれてきた。外差しが決まる今の馬場を味方に直線一気を描く。相手本線は○フローレスマジック。ホームに戻って見直す。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

【馬サブローコンテンツ】

・僚紙「馬サブロー」栗東支局長・竹村浩行の予想は→こちらをクリック

・紙面で人気！スピード指数作者・坂口元一の予想は→こちらをクリック

・スタッフによる予想動画「馬サブローＴＶ」は→こちらをクリック