「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２１日）

　〈栗東〉３日の新潟で新馬勝ちしたチカポコ（牝、西園正）は、小倉２歳Ｓ（９月４日・小倉、芝１２００メートル）へ向かう。

　西村厩舎のグローバリスト（牡、父シニスターミニスター）がＣＷで３頭併せを行い、６Ｆ８５秒５－３８秒５－１１秒０をマーク。「ムキになりやすい面はありますが、いいモノを持っています。オンオフをつくれるように教えていきたい」と梛木助手。８月７日の新潟６Ｒ（ダート１８００メートル）でデビュー。鞍上は福永。併せた僚馬タイセイマイティ（牡、父ハーツクライ）は、松山で８月６日の新潟５Ｒ（芝１８００メートル）を予定。「まだ体が緩いけど、けさの動きは良かった。学習能力が高い」と同助手。

　１６日の函館未勝利戦を勝ち上がったサンライズフォルス（牡、羽月）は、レース後に右膝骨折が判明。２１日に栗東に帰厩。「来週手術をする予定です」と羽月師。

　〈美浦〉函館２歳Ｓ５着のミスヨコハマ（牝、斎藤誠）は秋から始動へ。「距離は千六まで延ばしても良さそう」と斎藤誠師。６月の東京新馬戦を快勝し、サトノクラウン産駒の初Ｖを挙げたクラックオブドーン（牡、中舘）はダリア賞（８月６日・新潟、芝１４００メートル）へ。

　〈札幌〉曽祖母エアグルーヴ、祖母ポルトフィーノとつながる名牝系のフラミニア（牡、父モーリス、美浦・国枝）が、８月１３日の札幌５Ｒ（牝・芝１５００メートル）でデビュー。「動きや息遣いはまだまだだけど、レースまで時間があるからね。来週、札幌に移動するよ」と国枝師。９日の函館未勝利戦を快勝したイコサン（牡、栗東・長谷川）は、クローバー賞（８月２１日・札幌、芝１５００メートル）へ向かう。