「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（１２日）

　〈栗東〉１７年の当歳セレクトセールで５億８０００万円（税抜き）の高値をつけたアドマイヤビルゴ（牡、父ディープインパクト、友道）は、１月１９日の京都６Ｒ（芝１８００メートル）でのデビューを目標に調整する。「だいぶしっかりとしてきたし、馬に幅も出てきた」と師。８日の阪神で新馬勝ちのアメリカンシード（牡、藤岡）は、２８日の阪神６Ｒ１勝クラス（芝１８００メートル）、福寿草特別（１月５日・京都、芝２０００メートル）、１月５日の中山５Ｒ１勝クラス（芝２０００メートル）のいずれかへ向かう見込み。

　７日の阪神で未勝利勝ちしたＧ１馬エスポワールシチーの半弟ミヤジコクオウ（牡、川村）は、在厩調整で、ネモフィラ賞（１月１９日・小倉、ダート１７００メートル）を視野に。８日の阪神で１勝クラスを勝ったサダムスキャット（牝、中尾）は、昇竜Ｓ（３月８日・中京、ダート１４００メートル）へ。

　〈美浦〉藤沢和厩舎の動向。東スポ杯２歳Ｓ４着のオーロラフラッシュ（牝）と、１１月の東京で新馬勝ちしたバルトリ（牝）は、ともにフェアリーＳ（１月１３日・中山、芝１６００メートル）へ向かう。アルテミスＳ２着のサンクテュエール（牝）はシンザン記念（１月１２日・京都、芝１６００メートル）を視野に入れる。

　７日の中山未勝利を制したニュートンテソーロ（牡、田中博）は黒竹賞（１月１２日・中山、ダート１８００メートル）を予定。黒松賞５着のジュニパーベリー（牝、手塚）はクリスマスローズＳ（２１日・中山、芝１２００メートル）へ向かう。