「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（６日）

　〈栗東〉２日の阪神５Ｒを快勝し、西の一番星に輝いたジャミールフエルテ（牡、大久保）。「夏場はひと息入れて成長を促したい。オーナーは、デイリー杯２歳Ｓ（１１月１０日・京都、芝１６００メートル）に使いたいそうなので」と師はＧ２参戦を示唆。マイネルフラップ（牡、父ヴィクトワールピサ、梅田）は、２４日の阪神５Ｒ（芝１８００メートル）を視野に調整中。師は「素直。まだ非力でチップでは動かないが、芝の実戦では動けそう」とジャッジ。スズカモンド（牡、父スクワートルスクワート、谷）は、１６日の阪神５Ｒ（ダート１２００メートル）でデビュー予定。「動きはしっかり。気がいいし、ゲートも速い。初戦向き」と師。推定４６０キロ。鞍上は松若。マルモネオフォース（牝、父ワークフォース、木原）は、１０年ファンタジーＳを制したマルモセーラの子。「ゲートの速さは母譲り。センスはいい。早ければ今開催中にデビューするかも」と師。

　〈美浦〉来週１６日の東京５Ｒ（ダート１４００メートル）でデビュー予定のラインハルト（牡、父ゴールドアリュール、金成）が、美浦Ｗで５Ｆ７０秒２－１２秒４を記録。半兄に１４年－１５年南部杯を連覇したベストウォーリアがいる血統馬に、騎乗した田辺は「仕上がりはいい」とジャッジ。武井師が「かなりの大物」と評するラスベガステソーロ（牡、父ティズナウ）が６日にゲート試験合格。７月２９日の札幌６Ｒ（ダート１７００メートル）でのデビューを目指して調整が進められる。僚馬のパブロフテソーロ（牡、父タイキシャトル）は７月１日の函館５Ｒ（芝１２００メートル）を目標にする。