「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（１３日）

　〈栗東〉２２日の中京５Ｒ（芝１６００メートル）でデビュー予定のトゥザフロンティア（牡、父ロードカナロア、池江）がＣＷで１週前追い切り。６Ｆ８２秒７－１１秒７に、師は「動きも反応も良かった」と満足げ。母は名牝トゥザヴィクトリー。短期免許で来日するホワイトとのコンビで初戦突破を目指す。

　僚馬のシャルドネゴールド（牡、父ステイゴールド）は、８月６日の新潟５Ｒ（芝１８００メートル）でデビュー予定。鞍上は岩田。Ｇ１２勝馬ミッキークイーンの半弟ロングランメーカー（父エンパイアメーカー）は、ホワイトで８月６日の小倉５Ｒ（芝１８００メートル）を予定。名牝アゼリの子シルヴァンシャー（牡、父ディープインパクト）は７日に入厩。師は「ゲート試験に受かれば、いったんリフレッシュ放牧かな」と語った。

　〈美浦〉好調が続く手塚厩舎２頭の次走が決まった。６月１８日の東京新馬で５馬身差Ｖを飾ったムスコローソ（牡）は石川で新潟２歳Ｓ（８月２７日・新潟、芝１６００メートル）を目指す。１日の福島新馬で３馬身差Ｖのオーヴァーライト（牡）はルメールとのコンビで、すずらん賞（９月３日・札幌、芝１２００メートル）へ。

　８、９日の福島でデビュー戦Ｖのフィルハーモニー（牝、中舘）、ナムラストロベリー（牝、谷原）は、ともにダリア賞（８月５日・新潟、芝１４００メートル）へ向かう。

　〈函館〉８日の函館で未勝利を制したダンツクレイオー（牝、栗東・本田）は、函館２歳Ｓ（２３日・函館、芝１２００メートル）へ、２日の函館新馬を勝ったスズカマンサク（牝、栗東・橋田）も同レースへ。鞍上はティータン。９日の函館新馬をレコードで勝ち上がったオルフェーヴル産駒のクリノクーニング（牡、栗東・須貝）は、札幌２歳Ｓ（９月２日・札幌、芝１８００メートル）を視野に入れる。