【地方競馬】ストライクイーグルが大井記念V 1番人気が直線一気で重賞連勝

大井記念を制したストライクイーグル(左)=大井競馬提供
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 「デイリー盃大井記念・S1」(20日、大井)

 開催3日目の11Rで行われ、1番人気のストライクイーグルが前哨戦に続いて重賞連勝を成し遂げた。3番人気のタービランスが直線で抜け出しかかったところを外から差し切った。3着は逃げた6番人気のオールブラッシュ。なお、1、2着馬は「第43回帝王賞・Jpn1」(6月24日、大井)の優先出走権を獲得した。

 最内枠のオールブラッシュが大逃げを打ち、人気を集めた各馬は2番手集団で追い掛ける展開。最後の直線でまずタービランスが先頭に躍り出ようとしたところを、その直後を追走していたストライクイーグルが外から差し切った。

 「いいスタートが切れたし、スムーズな競馬を心掛けて、直線はしっかり伸びてくれた」と、前走から手綱を取って重賞連勝に導いた御神本訓。前哨戦はスローペースを先行して、直線ではノンコノユメを競り落としたが、今回はハイペースを追走しての快勝だった。

 管理する藤田輝師も「4コーナーで少し不利があったので心配したが、最後の脚がしっかりしていて、馬も本当に良くなっています」と賞賛。今後については「ここまでコンスタントに使ってきたので、馬の様子を見て決めたい」と明言を避けた。

 JRAでは5勝しながら重賞までは届かなかったが、これで南関東移籍後に3個目のタイトル。無事なら当然、次走は古巣の強豪を迎え撃つ帝王賞がふさわしい。「状態のいい時に乗せてもらえて感謝しています。大きいところでも楽しみです」と、大井の天才ジョッキーは大舞台を見据えていた。

 タービランス(2着)「スムーズな展開で運べたし、馬場は問題なかった。いつもしまいいはソラを使う馬なので、今回も勝ち切れなかった」(山崎誠)

 オールブラッシュ(3着)「スタートを出てから押していったが、道中は気持ちよく走ってくれた。3、4コーナーで息を入れらた」(本田重)

 マルカンセンサー(4着)「位置取りは理想通りで、これで負けたら仕方ないというレース。馬場は問題なかった」(的場文)

 サウンドトゥルー(5着)「今日は前残りの馬場だったので、ポジションを取りに行くことになった。ぬかり気味の馬場も、この馬には不向きだった」(森泰斗)

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