【地方競馬】タガノカピートが重賞初制覇 ハナを譲らず逃げ切り完勝

 「第9回園田FCスプリント」(20日、園田)

 1番人気のタガノカピートが好発を決め、最後までハナを譲らず逃げ切って重賞初制覇。スーパースプリントシリーズ最終戦となる「習志野きらっとスプリント」(7月17日・船橋)の優先出走権を得た。好位から伸びた2番人気のエイシンエンジョイが2着に入り、5番人気のソルプレーサが3着だった。

 最速のスタートを決めたタガノカピートが逃げ切り、電撃の820メートル戦を制した。

 「スタートが速いのは分かっていたが、後は滑らないように」と下原理が最大の注意を払ったスタートをクリアすると、後は軽快にハナに立って後続をけん引。食らい付こうと迫るエイシンセレブを3角過ぎで引き離し、直線に入っても危なげなく押し切った。

 先週行われた2400メートルの兵庫最長距離重賞の「六甲盃」に続き新子雅師、下原理のコンビが最短距離重賞をも制覇。これにより、新子雅厩舎は園田での全距離の重賞制覇を成し遂げた。

 「この距離は早い時期から合っていると思っていたし、この距離仕様に向けていい形でもってくることができた。次走は『習志野きらっとスプリント』(7月17日・船橋)」と指揮官は全国区のスピード自慢との対決に意欲的。兵庫のオープン馬の宝庫・新子雅厩舎はこの夏も駒を振り分けて、全国でのタイトル獲得を目指す。

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