先週土曜の京都芝は少し緩いコンディションだったようですが、快晴が続いた今週は間違いなくパンパンの良馬場。ジョッキーの意識も”早め早め”の競馬になっているので一概に先行有利とは言えないものの、先週のイスラボニータ（ルメール）は大外枠から最内をさばいての差し切り勝ち。インをロスなく運べるかが勝負の分かれ目になるのは間違いありません。枠順はもちろん、ジョッキーの進路取りも大きく影響するので、その辺りを何とか見極めたいところ。

【土曜・京都３Ｒ・３歳未勝利】

　ここ２戦は２桁着順に沈んでいる◎キャリコですが、使うごとに攻め気配は格段に良化。今週も併走相手２騎を軽くねじ伏せる内容だけに、もう１戦だけ追いかけます。前走は重たい馬場に加え、勝負どころから一気に脚を使ってスタミナを消耗したのが敗因。小柄なこの馬にとってタフな馬場はかなりこたえたと思います。その点、今回は軽い芝の京都で天気予報も晴れ。一変があるならここでしょう。

　相手は○ユイフィーユ、▲エレクトロニカ、×ケアリイカイ、☆ナルハヤ、△フォルトラオム。馬券は馬連と３連複１頭軸流しで。

【土曜・京都６Ｒ・３歳未勝利】

　◎メイショウギガースの前走は逃げ馬が超ハイペース（前半３Ｆ通過が33秒８）で飛ばす展開のなか、前々で運んで小差の５着。道中で落鉄していたこと、また外々を回ったことを踏まえれば負けて強しの内容でしょう。芝でもスピードは通用していましたが、筋肉質の馬体やレース内容を見る限り、現状ではダートの方が持ち味を出せるのは間違いありません。初勝利を挙げた京都の７Ｆ戦なら、まず馬券は外さないと思います。

　相手は○ブラックランナー、▲スマートレイチェル、×テイエムチェロキー、☆オーミシューマン、△カムカム、△ヒップホップスワン、△ワンダープラヤアン。馬券はアタマ固定の馬単と馬連。３連複フォーメーション◎→○▲→他印各馬へ。

【土曜・東京11Ｒ・青葉賞】

　ノドの手術を施して覚醒した◎アドミラブル。２走前の走破時計はアルアインが勝った毎日杯より０秒７速い優秀なもの。前走も鞍上が後ろを振り返る余裕があるほどの大楽勝。２着馬アドマイヤロブソンが次戦であっさりと勝ち上がったことからも、この馬の強さがさらに浮き彫りになりましたね。ここを勝って一気に名乗りを上げると思います。

　相手は○トリコロールブルー、▲ポポカテペトル、×マイネルスフェーン、☆ベストアプローチ、△ダノンキングダム。馬券はアタマ固定の馬単と３連単。

【先週の推奨馬成績…４月22日＝(1)(10)(9)着、４月23日＝(5)(1)(1)着】

（馬サブロー栗東支局長・竹村浩行）

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