土曜・京都４Ｒで納得のいかない事象がありました。ゲートインを終えたあと、11番ヴァレッタスカイが座り込んでしまい、ジョッキーは危険を回避しようとゲート内の柵に足をかけました（要するに馬にはまたがっていない状態）。にもかかわらず、ゲートが開いてしまったため、ヴァレッタスカイは空馬のまま走ることに…。これは決して落馬ではなく、最初からジョッキーが乗っていないだけ。この馬を買っていたファンは到底、納得いかないでしょう。今後もこのようなパターンは起こりうるだけに、何とか対応策を考えて欲しいですね。

【日曜・京都５Ｒ・３歳未勝利】

　今週の栗東ＣＷでは併走相手を３秒以上も追い掛けたにもかかわらず、◎エイシンルークは豪快に差し切り。６Ｆ79秒４の時計も優秀でしたが、目いっぱいには追わずにこの内容…ここにきて相当良くなっていると思います。デビューからの２戦は決め手の差で敗れているものの、それは今回の鞍上も確認済み。スピードの持続力が生きる内回り＋上昇度を加味すれば首位争いの計算が成り立ちます。

　相手は○ニシノフローラル、▲メイショウテンシャ、×サトノクラウン、☆スズカヘルメス、△ドナマコン、△ハッピーマテリアル、△マイネルブロッケン。馬券は馬連と３連複フォーメーション◎→○▲→他印各馬へ。

【日曜・小倉11Ｒ・小倉大賞典】

　◎ストロングタイタン。前走は外めのライバルたちに、馬群が密集した内へ押し込められ、エンジンをかけきれないままゴール。跳びが大きいので余計にこたえましたね。参考外でしょう。２走前の勝ちっぷりや抜群に動いている追い切りから、重賞でも通用する力があるのは間違いありません。本質的には広いコース向きとはいえ、小倉は３戦３勝の実績。スムーズなら一変が可能。

　相手は２走前が強かった○マルターズアポジーを。前走の有馬記念は同情の余地がありますし、Ｇ３のここなら見直せますよ。以下▲フルーキー、×ヒストリカル、☆パドルウィール、△ベルーフ、△マイネルハニー。馬券はアタマ固定の馬単と馬連、３連複フォーメーション◎→○▲→他印各馬へ。

【日曜・東京11Ｒ・フェブラリーＳ】

　◎エイシンバッケンを抜てき。前走は直線で何度も詰まる不利。普通なら惨敗のパターンですが、馬群を徐々にさばいて、残り100ｍからは強烈な伸び。改めてレース映像を見直すとあの形から「よく３着まで来たな」と感じますね。１Ｆ延長がポイントですが、ここ２戦（ともに1400ｍ）のゴール前を見る限り、まだまだ余力は十分で、むしろマイルこそベストと思えるほど。鞍上も前走の敗戦を踏まえて、ここ一番の騎乗をイメージしているはず。一発の魅力は十分にあると思います。

　相手は○サウンドトゥルー、▲ノンコノユメ、×モーニン、☆ゴールドドリーム、△カフジテイク、△デニムアンドルビー。馬券は馬連と３連複◎１頭流しで。

【先週の推奨馬成績…２月11日＝(6)(1)着、２月12日＝(2)(3)(3)着、２月13日＝(3)着】

（馬サブロー栗東支局長・竹村浩行）

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