【松山競輪】的確な立ち回りで決勝に進出した杉浦菜留 強豪撃破で4場所連続優勝へ

 「ミッドナイト競輪・チャリロト杯in松山・F2」(22日、松山)

 昨年5月にルーキーシリーズでデビューした杉浦菜留(21)=愛知・118期・L1。2020年は51走で10勝、2着4回、3着9回で3連対率は45%。安定した立ち回りで競走得点は50台をキープしていた。

 それが今年に入って好調モードに突入。14場所(中止打ち切りとなった1月の奈良を除く)で11回も決勝に進出。競走得点も53に届くところまで押し上げてきた。

 初優勝は4場所前の松阪。続く武雄も優勝を飾った。ともに7月中旬の開催で、ガールズケイリンフェスティバル(函館)出場の21人が不在。鬼の居ぬ間に連続優勝を飾ったが、前場所の岐阜でも優勝。小林莉子(東京)、梶田舞(栃木)ら実力者を撃破したのだ。この優勝で杉浦にとってかなりの自信になったはずだ。

 今場所は児玉碧衣(福岡)、山原さくら(高知)と強豪がそろっている。杉浦は初日1Rで山原と対戦して2着、2日目2Rで児玉と対戦して3着。パワーでは屈したものの、的確な立ち回りでポイントを稼ぎ、決勝に進出してきた。

 最終日(22日)決勝8Rは児玉、山原だけでなく、林真奈美に広木まこ(ともに福岡)、西島叶子(熊本)、野口諭実可(大分)と西日本が誇るガールズケイリンの銘柄級がズラリ。4場所連続優勝を目指す杉浦は、勝負どころで好位を確保して、強豪撃破へ先制弾を放ちにかかる。

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