【松山競輪】野球界から転身してきた林敬宏 通算V3へ同期の小松原正登を撃破する

 「ミッドナイト競輪・チャリロト杯in松山・F2」(24日、松山)

 野球に打ち込んでから競輪界に飛び込んできた。林敬宏(29)=愛知・117期・A3=は野球マニアに知られた存在。愛知啓成高-関西学院大-エディオン愛工大OBブリッツ-愛媛マンダリンパイレーツで外野手として活躍。その後、競輪選手を志し、117期の試験には一発で合格した。

 日本競輪選手養成所時代は、卒業記念レースを含めて1着を取ることができなかったが、今年に入って才能が開花。1月の豊橋での初優勝は無傷の3連勝で飾り、1場所を挟んで同月の松阪でも完全優勝。その後の4場所は優勝こそ逃しているが、12走で8勝、2着3回、3着1回。今場所も1、1着と無傷で決勝に進出してきた。

 最終日(24日)の出番は7R。同期の小松原正登(福井)と対戦する。ともに完全優勝を懸けて臨む。ここまでの対戦成績は林の0勝2敗。昨年5月はルーキーシリーズ(広島)最終日一般、同7月は別府の決勝で、いずれも小松原が先着している。だが、今の林は力をかなりつけており、簡単に負ける…それどころか互角に戦えるはず。豪快な先行でねじ伏せ、自身3回目の優勝をもくろむ。

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