【競輪】力を付けた今岡徹二が力勝負を制して美酒に酔う
「ミッドナイト競輪・F2」(3日、玉野)
地道に先行力を磨いてきた今岡徹二(22)=広島・111期・A2。同期にはG1でも活躍を見せている山崎賢人(長崎)、南潤(和歌山)など精鋭がそろっている。今岡はデビューから1年かけてチャレンジを卒業。2班に昇班してからもすぐに結果は出なかったが、先行にこだわる競走で着実に脚力を付けてきた。
昨年後半からはコンスタントに決勝へ進出。競走得点も90点に迫るなど、努力が実を結びつつある。
今開催は予選、準決勝、いずれも持ち味の先行で1着。「踏み直せている」とペース駆けに持ち込み、終盤にきっちりと再加速して後続を完封している。
完全優勝が懸かる決勝は、同じく連勝で勝ち上がった伊藤稔真(三重)に同期のライバル・格清洋介(静岡)と強敵がそろった。別線に主導権を譲らない構えで決勝も力強く押し切る。