【競輪】直線でシャープに伸びる木村隆弘に大注目

 「ミッドナイト競輪・チャリロト杯・F2」(29日、玉野)

 準決6Rの木村隆弘(31)=徳島・91期・A1=は目標選択から正解で、直線ではシャープに伸びて1着をもぎ取った。

 初日特選7Rは三登誉哲(広島)-連仏康浩(岡山)の後ろを選択した木村。勝負どころで三登が5番手に下げたため、木村は最後方の7番手。三登の仕掛けも遅く、木村は三登マークの連仏から離れることはなかったが、4着が精いっぱいだった。だが、準決6Rの木村は石黒健-塩川真一郎(ともに広島)の後位ではなく、九州単騎の佐々木翔一(佐賀)マークを選択。これが奏功した。勝負どころで3番手を確保した佐々木は、最終2角手前からスパート。前団をとらえた佐々木が最後まで粘るが、木村はきっちり差し切って1着でゴールした。

 決勝は初日特選で連係した三登-連仏の後ろか、準決同様に佐々木マークか迷うところだが「準決の流れで佐々木君へ」とキッパリ。佐々木は準決と同じで「自力で勝つ競走」と言うが、佐々木が勝てると思うタイミングで仕掛けても、最後は木村が鋭脚をうならせて先頭でゴールへ。今年4回目の優勝を飾るとみた。

編集者のオススメ記事

玉野ミッドナイト競輪特集最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ミッドナイト競輪)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス