【競輪】石井寛子が3角まくりでオープニング戦を制する

 「ミッドナイト競輪・チャリロト杯・F2」(10日、玉野)

 今節はガールズケイリン2個レースと、男子チャレンジ5個レースで争われる。オープニングの1RはL級ガールズ予選1。トップクラスの実力を持つ石井寛子(31)=東京・104期・L1=が1着。前節の松山は3、3、2着と外国勢に苦杯をなめさせた悔しさを爆発させた。

 レースは1番車のメリットを生かして、周回は2番手を追走。最終ホームから坂口楓華(京都)と加藤恵(青森)のもがき合いが始まると、5番手にスッと下げて冷静に脚をためる。最終3角から上がり12秒4の快速まくりで、一気に先団を飲み込み圧勝劇を演じた。「動く選手が多くて難しいメンバー構成だったけど、1着を獲れて良かったです」とホッとした表情を浮かべた。

 これで玉野バンクは10走して8勝、2着2回とパーフェクト連対。相性は抜群と言える。2日目の予選2も「1着を目指して頑張る」と気合が入っており、好走は間違いないだろう。

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