【武雄G3】「状態はあまり良くない」と大矢崇弘 それでもG3V2へ意欲を示す

 「日本名輪会カップ・オッズパーク杯・G3」(22日、武雄)

 予選、準決ともに2着の大矢崇弘(34)=東京・107期・S2=。決勝に進出したが「そんなに状態は良くないです。関東の自力型の選手たちが優秀で、そのおかげで乗れただけです」と謙遜していた。

 初日8Rは篠田幸希(群馬)、2日目8Rは木村皆斗(茨城)にしっかりと続いた。「ケガ(左鎖骨骨折)もあって、今年はあまり走っていません。練習でもタイムが出ませんし…」と口を開けばマイナス材料ばかり。そんな状況下だからこそ、余分な力が入ることなく、集中してレースに臨めている雰囲気を出している。「そうかもしれませんね」と本人も納得していた。

 最終日(22日)9Rの決勝も木村に前を任せる。「今まで追走してきた選手とレベルが違いましたね」と木村の強さを実感したが、決勝もしっかり続けばVゴールのチャンスはある。昨年6月の大阪・関西万博協賛競輪(奈良)は単騎でまくってG3初優勝を飾った。早稲田実業高校時代は野球部に所属し、2009年のセンバツに出場。今場所の最終日も勝負根性を見せて、通算2回目のG3優勝をもくろむ。

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