【高松競輪】森山智徳が復調ムード 初日特選で好走2着「勝負できる脚はありそう」
「サテライト観音寺カップ・F1」(14日、高松)
森山智徳(37)=熊本・98期・S1=が巻き返しに燃えている。1月の岐阜F1で優勝。続く高松記念は準決敗退だったが、2勝を挙げて存在感をアピールした。
しかし、近況は持ち味の爆発力が影をひそめている。「(5月の)ダービーを走って着だけでなく、気持ち的にも良くない感じになってしまって…」と悪い流れを断ち切れない。
前場所の別府記念は初日に落車、失格で途中欠場。幸いケガは擦過傷程度で済み、今シリーズは「きっかけをつかみたい」とモチベーションは高い。
初日特選12Rは近畿勢がもがき合う流れを見極め、最終2角からスパート。最後は番手の小川勇介(福岡)にかわされて2着だったが、上々の動きを見せた。
レース後は「展開が向けば、勝負できる脚はありそうです」と好ムード。準決12Rは原口昌平(福岡)の番手から豪脚を繰り出して、ファイナルへの切符をつかみ取る。