【玉野競輪】地元のルーキー・藤田楓が父譲りの闘志でV獲りへ挑む
「スピチャン杯アドバンスルーキー・F2」(4日開幕、玉野)
藤田楓(22)=岡山・127期・A3=が地元でデビュー初優勝を目指す。
ルーキーシリーズは熊本が641着。別府では172着で好結果は出せなかった。それでも「養成所では悩みもあったが、強くなっていると思います。今は選手生活が楽しいです」と声を弾ませる。
父・昌宏(82期)の背中を追って競輪界入り。50歳になっても闘志あふれる先行、まくりで激走を続けるレースを見て「あの年齢になって先行している選手は数えるくらいしかいないと思います」と最高のお手本にしている。
地元シリーズへ向けて「ほぼ毎日、バンクに入って練習しました」と臨戦態勢は整っている。「父がG1に1回出場しているので、自分は2回出場できるように」と目標を掲げる22歳。タイミング良く一気に仕掛け切って1着をもぎ取る。
