【玉野競輪】122期の安東莉奈が奮走 前場所の弥彦で「加瀬加奈子さんに褒められました」

 「玉野競輪・デイリースポーツ杯&本田晴美杯争奪戦・F1」(27日開幕、玉野)

 今場所のガールズケイリンは、5月にデビューした122期生が3人。注目したいのは安東莉奈(21)=大分・L1。初戦の松戸ルーキーシリーズで決勝に進出し、場内の特別選手紹介では「お客さまの期待に応えられるように頑張ります」と言うところを「お客さまの個体に鍛えれるよう頑張ります」と言い切ってしまい、本場だけでなくインターネットで観戦していた競輪ファンのハートを、いい意味で打ち抜いた。

 前場所の弥彦で本格デビュー。初日は6着だったが、最終バックを先頭で通過。果敢に先行したことで、ガールズ1期生の加瀬加奈子(新潟)から「褒められました」とニッコリ。そういえば、2018年7月の奈良でデビューした日野未来(奈良)も加瀬に褒められていたことを思い出した。それを安東に伝えると「日野さんも大分県出身。私もアイドルになりたかった時期がありましたし、日野さんのように強くなりたいです」と、加瀬効果に個体…いや期待していた。

 今場所は日本競輪選手養成所で似たような成績だった藤原春陽(徳島)と同あっせん。「春陽が7位で、私は8位。でも、デビューしてから差がついてしまって…」。直近4カ月の競走得点は藤原が52・92、安東が49・50。「何としても頑張りたいです」と今場所こその気持ちで臨む。

 写真を撮影時に安東が明かす。「左目にものもらいができて…。お母さんに怒られました」と玉野入り前に眼科へ。状態面に不安はなく、初日7Rは元気よく走りそう。太田瑛美(三重)、中野咲(愛知)、藤原らを相手にデビュー初1着を目指す。

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