【奈良G3】「チャンスがあればつかみたい」と地元記念制覇を狙う山田久徳
「平安賞in奈良・G3」(27日、奈良)
舞台は奈良でも年に1回の地元記念できっちりと決勝まで勝ち上がってきた山田久徳(38)=京都・93期・S1。準決10Rは正攻法から突っ張って先行した谷内健太(京都)マークから抜け出して1着を手にし「いつも一緒に練習しているし、精いっぱい頑張ってくれた」と練習でともに汗を流している支部の後輩をたたえた。
地元の向日町は昨年のこの大会を最後に長期の改修工事に入った。舞台が奈良に変わった今年は「平安賞を優勝したい気持ちは格段に強い。そこを目指しているが、例年よりは平常心。気負わず、チャンスがあればつかみたい」と程よい気合乗りで目指すは優勝。決勝は初日特選でも連係している三谷竜生(奈良)マークから突っ込んで平安賞の覇者に名を刻む。
