「瀬戸風ドリームナイトレース・チャリロト杯争奪戦・Ｆ２」（２８日、松山）

　２８日、松山競輪６Ｒでガールズケイリン決勝戦が行われ、浦部郁里（２６）＝千葉・１０２期＝が通算２回目の優勝。今年５月１１日の松戸初日以来、５６走ぶりの１着がＶゴールだった。

　レースは小坂知子が正攻法で、浦部は２番手。正攻法の小坂がそのまま先行態勢に入る。増茂るるこは最終ホームで襲いかかるが、小坂が加速。戸田みよ子、荒牧聖未も好機に仕掛け切れなかったため、終始、２番手を確保した浦部が直線で抜け出して１着。切り替えて浦部を追った松尾智佳が２着に入り、小坂が３着に粘った。車券は２車単（７）（１）が５万１０１０円（３６番人気）、３連単（７）（１）（４）が３９万４９４０円（１８５番人気）と高配当が飛び出した。

　１着の浦部は「半年ぶり（実際は７カ月ぶり）の１着がまさか優勝なんて…」と声を詰まらせた。浦部は来年、岸和田（１月４～６日）からスタート。「さらにいい結果を出せるように頑張ります」と誓った。