【競輪】金子貴志がG1初優勝!

 悲願のG1初勝利を果たし、優勝カップを掲げる1着の金子貴志(中央)と2着の深谷知広(左)、3着の成田和也
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 「寛仁親王牌・G1」(15日、弥彦)

 新潟県の弥彦競輪場で開催された「G1・寛仁親王牌」の決勝11Rは、金子貴志=愛知・75期・S1=がG1初優勝。打鐘から逃げた深谷の番手から、一度は追走できず離れたが、懸命に追い上げて残り1周の最終ホームで再び深谷の番手を確保。そのまま勝負どころを迎えて、直線では成田に中を割られそうになりながらも深谷を差し切り、優勝をつかんだ。弟子の深谷が2着で、成田が3着。

 「本当に深谷が思い切って行ってくれた。届きそうで届かなかったから、G1制覇は半分あきらめていた。我慢してやってきて良かった」と師弟ワンツーを決めて歓喜の涙を流した。これで金子は優勝賞金2590万円(副賞含む)と「KEIRINグランプリ2013」(12月30日・立川)の出場権をゲット。「深谷とグランプリに乗れると思うので、また頑張りたい」と抱負を語った。

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