ヴァンドギャルドは香港マイルへ

 「有力馬次走報」(12日)

 ◆BCマイル12着のヴァンドギャルド(牡5歳、栗東・藤原英)に香港マイル(12月12日・シャティン、芝1600メートル)の招待が届き、これを受諾した。所属する社台サラブレッドクラブのホームページによると、同馬は米デルマー競馬場に滞在中。現地時間30日に出発し、12月1日に香港入りする。

 ◆オールカマー9着のキングオブコージ(牡5歳、栗東・安田翔)は引き続き横山典で中日新聞杯(12月11日・中京、芝2000メートル)へ。

 ◆ワールドベストレースホースランキング IFHA(国際競馬統括機関連盟)が12日、今年の1月1日~11月7日に行われた世界の主要レースを対象としたランキングを発表した。

 BCクラシックを完勝したニックスゴー(牡5歳・米国)が、前回の6位タイから一気にトップへ躍り出た。レーティングは128ポンド。前回トップのアダイヤー(牡3歳・英国)とミシュリフ(牡4歳・英国)は、チャンピオンSに出走するも5、4着に敗れて数字を伸ばせず、セントマークスバシリカ(牡3歳・愛国)を含めた3頭が127ポンドで2位に並んでいる。

 日本馬では天皇賞・秋を制したエフフォーリア(牡3歳、美浦・鹿戸)が123ポンドで9位タイにランクイン。コントレイル(牡4歳、栗東・矢作)とグランアレグリア(牝5歳、美浦・藤沢和)が121ポンドで22位タイ、クロノジェネシス(牝5歳、栗東・斉藤崇)、グローリーヴェイズ(牡6歳、美浦・尾関)、シャフリヤール(牡3歳、栗東・藤原英)が120ポンドで29位タイとなっている。

 ◆登録抹消 20年サマーチャンピオンを制したサヴィ(牡7歳、栗東・中内田)が12日付で。通算24戦7勝(うち地方2戦1勝、重賞は1勝)、獲得賞金1億3049万2000円。今後は大井競馬に移籍する予定。

 ◆帰国 BC諸競走に出走したマルシュロレーヌ(牝5歳、栗東・矢作)、マテラスカイ(牡7歳、栗東・森)、ジャスパープリンス(牡6歳、同)、ピンシャン(牡4歳、同)、ジャスパーグレイト(牡2歳、同)の5頭が11日、成田空港着の貨物便で。輸入検疫のため、JRA競馬学校の国際検疫施設に入厩した。

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