「朝日杯ＦＳ・Ｇ１」（１８日、阪神）

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生（美浦）、吉田順一（栗東）両トラックマンが、出走を予定する各馬をＳ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【オールパルフェ　Ａ】父は新種牡馬リアルスティール。若干トモ高のバランスで皮膚の薄いつくりは父に似たシルエット。シャープな首差しで、いかにも軽い走りをイメージさせる。外光がきれいに当たっているとはいえ、ツヤが抜群で張りのある筋肉も目立つ。初Ｖを決めた中山戦がプラス１６キロの馬体重。関西輸送を挟んだ前走が４８２キロでの出走と、微増ながらも増やしての駆けっぷり。初戦後に無理なく、ひと息入れたことで成長曲線と体質がうまく合致したのだろう。今回も好ムードで進められている。（馬サブロー美浦・石堂道生）

　〈１週前追い切り診断〉大野を背に美浦Ｗで６Ｆ８２秒５－３７秒６－１１秒９（馬なり）。外から並び掛けても手応え、脚勢に乱れなし。最後まで集中力を保ったまま真っすぐ伸び切った。体もふっくらと見せているように、好調をがっちりとキープ。