【天皇賞(春)馬体診断】ディープボンド

 「天皇賞(春)・G1」(5月2日・阪神)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ディープボンド A】前走の阪神大賞典で、昨年の京都新聞杯以来となる10カ月ぶりの勝利。2カ月半ぶりで10キロ増の馬体だったものの、全体的に筋肉量が増えたためと推察でき、太め感はなかった。当時も毛ヅヤは良かったが、今回はさらにピカピカになってきた。肩に浮き出た血管も前走時にはなかったもの。皮膚が薄くなり、1段上の状態に仕上がっている。

 3歳時は脚の長い体形で体長よりも体高が長く、純粋なステイヤーとは言えないバランスをしていたが、首をスラッと長く見せるようになったのは長距離適性に関していい傾向と言えるだろう。500キロ前後の大型馬の割に、短距離馬のようなガッチリとした筋肉ではないこともプラスに評価できる。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉和田竜を背に栗東CWで6F79秒6-37秒9-12秒3(一杯)。テンザワールド(7歳3勝クラス)を0秒3追走して0秒4先着した。弾むようなフットワークで、活気あふれる動き。追われてからの反応も素早かった。休み明けをひと叩きされて、気配はさらに上向いている。

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