「朝日杯ＦＳ・Ｇ１」（２０日、阪神）

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生（美浦）、吉田順一（栗東）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｄ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【ドゥラモンド　評価Ａ】全体的に均等なつくりで、バランスが非常にいい。首差しも厚くなり過ぎず、角度も絶妙。今回も太め感なくすっきりと見せており、無駄なく仕上がっているフォルム。うるさいしぐさがあり、使っていくことでテンションが上がり過ぎることを懸念していたが、目つきや表情もキツくない。メンタルの部分も現状ではいい方向に進んでいる印象で、ここまでは順調に来ている。

（馬サブロー美浦・石堂道生）

　〈１週前追い切り診断〉美浦Ｗで５Ｆ７０秒４－４１秒０－１２秒６（Ｇ強め）。２頭の間に入れたが、勢いの違いは明らか。促すと一気に加速して、あっさりと先着を果たした。バネの利いたフットワークは鋭さ満点で、肌ツヤもピカピカ。万全の態勢だ。