【菊花賞馬体診断】ザダル

 「菊花賞・G1」(20日、京都)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、菊花賞に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ザダル 評価C】

 胸前は厚めで筋肉質。トモや首回りはシャープだが、腹袋はしっかりとしてボテッと見せるつくり。セントライト記念は体重増が示す通り、下見所の気配からも若干緩みが見られた。

 今回は幾分、体のラインは締まったように思うが、まだ大きく映る。瞬発力が身上で、前傾のフォームが特徴的な素材も、前回は春と比較して重心が高めの走りに。体形の変化と統合すると、距離は限られる印象を持つ。

 同世代での戦いなら地力で上位も可能ではあるだろうが、今回の舞台設定はベストとは言い難い。(馬サブロー美浦・石堂道生)

 〈1週前追い切り診断〉美浦Wで6F83秒8-40秒6-13秒1(馬なり)。長めから追って負荷をかけたが、動きの乱れは一切なし。力強い蹴り脚は迫力があり、楽々と併入を果たした。前走からの上積みを感じる。

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