【チャンピオンズC馬体診断】ルヴァンスレーヴ
「チャンピオンズC・G1」(2日、中京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、チャンピオンズCに出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ルヴァンスレーヴ 評価B】
以前に比べるとトモや腰回りがパンと張って、全体的なバランスは良くなってきた。キ甲(※1)や背中のラインから受ける印象はまだ発達途上。それでいて見せてきたハイパフォーマンスは、搭載エンジンが違うとしか言いようがない。
つなぎは長めで柔らかく、先々は芝もこなせそうな雰囲気。ビシッと攻めたことで代謝が上がり、肌ツヤはピカピカ。柔らかい馬体を保てているように順調そのものだ。(馬サブロー美浦・佐野裕樹)
〈1週前追い切り診断〉美浦坂路で4F52秒8-38秒3-13秒0(一杯)。鞍上のゴーサインにもきっちりと応え、グイグイと力強く伸びて好時計をマークした。馬体の張り、肌ツヤも申し分なく状態は前走以上だ。
(※1)「キ甲」とは首と背の境の膨らんでいる部分。幼いうちは目立たないが、成長すると隆起してきてよく分かるようになる。この部分が隆起してよく見えるようになることを「キ甲が抜ける」と表現される。