【桜花賞馬体診断】マウレア

 「桜花賞・G1」(8日、阪神)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、桜花賞に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【マウレア 評価B】

 腰高のシルエットはこれまでと変わっていなくても、胴がゆったりとして長くなった印象。首差しは細いが、いつになく体を全体的にふっくらと見せて、珍しく厚みが感じられるほどだ。

 前走後から栗東へ滞在して調整されているが、中間の実質的な追い切りは先週(29日)のCWでの1本。デイリー杯クイーンC5着→チューリップ賞2着のローテで、その前走がマイナス8キロだった経緯を踏まえると、馬体回復を優先したと捉えられる。

 それでもシャープなトモを維持しており、出来はいい意味での平行線。当週のひと追いできっちりと整いそうだ。

(馬サブロー美浦・石堂道生)

 〈1週前追い切り診断〉美浦から駆け付けた嶋田を背に、栗東CWで6F82秒3-37秒5-11秒7(G前強め)。先行するヤングマンパワー(6歳オープン)を楽に抜き去る絶好の動きを見せた。前走後は栗東に居残って調整を続けており、ふっくらしているとは言わないまでも、馬体を見る限りきゃしゃな感じは全くない。

編集者のオススメ記事

馬体診断最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス