【安田記念馬体診断】レッドファルクス
「安田記念・G1」(6月4日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【レッドファルクス=評価C】
縦位置での幅が立派なつくり。バランスは前肢が勝る体形で、横からの見た目で薄いシルエットに映るのはこれまでと変わらず。
背が低めでピッチ走法が特徴だが、ゆったりとした胴のつくりからは距離自体は守備の範囲内。それでも今回は少しお尻からトモが寂しい印象で、迫力という点で物足りなさは否めない。
戦績が示すようにゆったりとしたローテで結果を残しており、間隔が詰まってのレースは久々。以前よりも体質が強化されているとはいえ、大幅な上積みは疑問。(馬サブロー美浦・石堂道生)
〈1週前追い切り診断〉美浦Wで6F85秒7-40秒9-13秒3(馬なり)。前走後の初時計。単走で控えめな内容も、体全体を使った大きなフットワーク。伸び脚も柔らかく、切れの良さが目立った。好調キープ。