【天皇賞】フェイムゲーム
「天皇賞(春)・G1」(5月1日、京都)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、牡馬クラシック伝統の長距離戦に出走する主な馬の馬体をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【フェイムゲーム=評価B】
前走のダイヤモンドSはデビュー以来最高馬体重。牡馬にしてはもともと薄手でシャープなラインが特徴的でもあり、それほど変化はなく今回も無駄のないつくり。
立ち姿よりも走らせていいタイプではあるが、時季的に毛ヅヤがさえて体の張りがアップ。昨年2着した同時季と比較しても遜色ない気配と言える。3連覇を逃したダイヤモンドSは道悪でトップハンデ58・5キロ。離された2着とはいえ、伸び脚からも衰えは全く感じさせない。長距離戦では走りにブレがなく、安定して差せる末脚は魅力だ。(馬サブロー美浦・石堂道生)
〈1週前診断〉美浦Wで6F83秒8-13秒2(強め)。仕掛けられてからの反応に物足りなさが残ったが、このひと追いで変わってきそう。馬体に緩みはなく、雰囲気は上々。