【ボート】ボートレーサーの暑熱対策 平山智加はネックアイスも「気休めです」

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 異常なほどの暑さが続く日本。あの北海道で40度に迫るまで気温も上昇した。記者は札幌生まれだが、もちろん実家にはエアコンなんてない。住んでいた頃は、せいぜい暑さを我慢するのは8月に入ってからお盆までの数日。夜は窓をあけていれば涼しいし、昼も扇風機で十分だった。それが今では…。母親は無事なのか心配になってくる。これが続くようなら来年はエアコンをつけてあげることも考えている。

 普段の生活にも支障を出ているこの暑さ。当然ボートレースを含む屋外競技は、重大な問題となっている。夏の甲子園は、開会式を夕方に行い、一部の試合は午前と、夕方の2部制で行われたりもしている。昔は夏の暑さは北海道の高校には不利と言われていたが、今は関係ない。みんなが限界を超えるところまで来ているのだから、何か考えないといけないが、現時点ではこの対策がベストと思われる。

 競馬はというと、JRAでは7月26日からの4週間。新潟と中京(札幌は通常)では午前中に5R、15時から残りの7Rを行い、メインは7R。最終レースは18時25分とし、気温が上がる午後の3時間は、レースをいったん休む措置がとられている。他には優勝馬の口取りを検量室前の地下場道で行ったり、至るところにミストを設置したりと策を練っているが、それでも熱中症の馬は出ているようだ。

 さて、ボートレースではどんな暑熱対策を取っているのか?。レース場では、ピットに大型の扇風機や冷風機、冷たい飲料水を置くなど以前にはなかった光景が増えてきている。それでも7月に行われた全国ボートレース甲子園(びわこ)では、熱中症のため帰郷者がでてしまう事態となってしまった。

 ボートレーサーはレースでカポックの上に勝負服を着るが、夏も真冬も同じ格好。事故から身を守るためには仕方がないことだが、女子トップ選手の平山智加(40)=香川・98期・A1=に聞くと「カポックの中はサウナ状態です。ネックアイスはレースでも付けて行くことはあるけど気休めですね。年々暑くなっているしこれからも暑さ対策は考えないと」とレース後は、止まらぬ汗に疲労感と本当につらそうだ。またベテランの寺田千恵(岡山)に暑熱対策を聞くと「装着の時は氷のうや首からかける扇風機。ボートに乗る時はネックアイスを付けてます。レース場も暑熱対策をしてくれているし感謝です」といろいろと対策してレースに臨んでいるようだ。

 年々気温が上がっている状況。元々ボートレースにはナイター開催があるが、それも一部。デー開催が行われている場ではこれからさらなる暑熱対策が必要となるだろう。(関西ボート担当・安藤浩貴)

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