【ボート】地元の佐藤隆太郎が平和島ルーキーシリーズを制覇 今年はさらに飛躍の年だ

 「ボートレース記者コラム 仕事 賭け事 独り言」

 3月28日に平和島で行われた「第23回JLC杯 ルーキーシリーズ第6戦」の優勝戦は、地元の佐藤隆太郎(29)=東京・115期・A1=が勝利。通算9回目で、平和島では2回目のVとなった。

 予選は2位で通過して準優は文句なしのイン速攻劇。優勝戦は2号艇となったが、鮮やかな2コース差しで優勝をもぎ取った。表彰後は「来年3月のSG・ボートレースクラシック(2025年3月25~30日・若松)の出場権利を獲得したいし、今年はV6が目標。今年10月のSG・ダービー(10月22~27日・戸田)にも出たいし、頑張りたいです」と次のステージを見据えて意気込んでいた。近況の乗りっぷりを見る限りは十分に達成できると思っている。

 その優勝戦で人気を背負っていた1号艇の井本昌也(山口)は3着。デビュー初Vが懸かっていただけに、非常に悔しい結果となってしまった。さらに、優勝戦当日は井本の誕生日。イン逃げを決めた27日の準優後は「明日はいい日になるといいですね」と満面の笑みを見せていただけに、つらい結末となった。

 優勝戦4号艇の仲道大輔(愛知)はシリーズ初のチルト3で登場したが、伸び切らずにまくりは不発。前に阿波勝哉(東京)が「今の平和島は本当にいいエンジンじゃないと、チルト3にしても伸びない」と話していたのを、ふと思い出すこととなった。(東京ボート担当・山内翔太)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース記者コラム最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス