【競輪】けいマルガールズは3月末で活動終了 開坂映美「今後も競輪に関わりたい」

けいマルガールズとしての活動を3月末で終える開坂映美
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 「レース記者コラム 仕事・賭け事・独り言」

 記者は元郵便局員。郵政三事業とも携わったせいか、知人からよく尋ねられるのが「最近、郵便局の犯罪が多くない?」。確かに郵便局長が切手を盗んだりとか、職員が貯金を横領したりとか、テレビやネットのニュースでよく見かける。しかも、横領などが発覚しても、証拠がそろわず告訴を断念したりするケースもある。こんなことは民営化以前にはあり得なかったことだ。

 郵便局員になってすぐに受けた訓練で「横領などの犯罪を行うと、一生が台無しになる。逮捕されて収監されて出所しても、損害金に利息を加算して、郵政監察官が取り立てに来る。出所後に就職しても、給与などは差し押さえられるで」と言われた。現役の郵便局関係者に話を聞くと「今は監査室があって、総合監査や特別監査は行われます。監査室の人は郵政監察官と違って捜査権はないし、逮捕状も取れませんから」。民営化後は犯罪に甘く見えるのは、体質がちょっとぬるくなった影響があると思う。

 話題を変える。2019年12月に田村響華、八伏紗世、開坂映美で結成された「けいマルガールズ」が今年3月いっぱいで活動を終了することになった。結成前は3人とも競輪初心者だったが、今はマニアの部類に。中でもマニア度がかなり増したのは、グラドルとしても活動する開坂だろう。

 競輪の魅力を尋ねると「ラインですね」とキッパリ。「最初は難しさを感じましたが、学んでいく中で(ラインの絆に)感動したり、選手がレースに臨む気持ちを感じられたりするのが分かってきました。それに、人の力で自動車ほどのスピードを出せるのもすごいです」とアツく語った。

 競輪に関わった当初から推しメンを全力で応援している。「115期生の中から坂井洋選手(栃木)選手を見つけて、ルールも分からないうちは追いかけて全レースを見ました。その後は佐藤慎太郎選手(福島・78期)にハマりました。19年のKEIRINグランプリで、けいマルガールズがインタビューを担当したんですが、慎太郎選手は緊張していた私たちに話しかけて、笑わせてくださったんです。『強くて素敵な方なんだろう』と」。車券も推しメンが中心に。「当たったらうれしいし、ハズれても『私の応援の気持ちよ届け~』って感じですね」。選手個人に魅力を感じて、競輪にドハマりしたようだ。

 開坂は水着グラドルとして活動も3月いっぱいで終えるという。「グラビアの仕事を始めたときの目標が『雑誌の表紙を飾ること』。極端な答えの出し方ですが、それができなかったので、水着を辞めることにしました」と明かす。今後は「マイペースに(タレントとして)仕事を続けていきます。もちろん、今後も競輪に関わっていきたいです」。記者は彼女の水着姿を20年12月の平塚競輪で激写できた。開坂が最後に水着で仕事をこなすのは27日。「ラストはGスタ(東京都台東区)で撮影会です。8部まであって、今(21日13時現在)はラストの団体枠で1人だけ残っています。私のツイッター(@eminzel_0505)で確認してくださいね」。彼女のファンはもちろん、競輪ファンもカメラを片手に、ラスト撮影会に参加すべきだろう。「今後の活動もツイッターでお知らせします」。競輪マニアとしての開坂も応援したい。(関西競輪、ボート担当・森田新吾)

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