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【地方競馬】森泰斗は地方競馬を代表するトップジョッキー

 「地方競馬記者コラム 仕事 賭け事 独り言」

 NARグランプリ2018で森泰斗騎手(38)=船橋=が最優秀賞金収得騎手賞に輝いた。4年連続4回目の受賞。まさしく地方競馬を代表するトップジョッキーだ。

 先日、好騎乗を目のあたりにして感嘆した。今年最初の牝馬ダートグレード・TCK女王盃。森はビスカリアとのコンビで挑んだ。1番人気はラビットラン。エイシンセラード、アイアンテーラーと続き、ビスカリアは6番人気。下馬評は決して高くなかった。

 馬場の傾向を的確に読んでいた。「割とラチ沿いが良かった。“ラチから離れないぞ”という感じでした」。作戦通り、道中は内ラチ沿いを通り、勝負どころの3コーナーでは前団にとりついた。直線に入り、逃げたクレイジーアクセルをかわして先頭に立つと、グングン差を広げて2着マルカンセンサーに5馬身差をつけて圧勝。管理する山内研師が「想定外の勝利」と驚くほどの圧巻の走りだった。

 森は馬上で小さくガッツポーズをつくり喜びを表した。「何回か乗せてもらっていたので、どのぐらいの脚を使うかは大体分かっていた。ここは“何としても”と思っていました。自分なりにはいい仕事ができたんじゃないかな、と思っています」と充実感をにじませた。

 2018年は285勝をマークして南関東地方競馬のリーディングを獲得。さらなる飛躍を期する今シーズン。「乗るレース、乗るレースを全部勝ちたい。うまくなりたい。でも、全部は勝てなくて、毎年、悔しい思いをしている。いつか、乗るレースを全部勝てるぐらいの騎手を目指して頑張ります」と意気込みを示した。あくなき向上心、高い志に名手の神髄をみた。(関東競輪、地方競馬担当・堀江浩二)

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