林風音 たくさん稼ぐ選手になりたい
【第1回】林風音(17)=愛知・137期=
現在、オフィシャルホームページの一番下の“生涯最高獲得賞金41・85億円、松井繁”の左横に名前が掲載されている林風音。愛知支部の137期で昨年11月の蒲郡でデビューした現役最年少レーサーである。
小さい頃から剣道を習っており、二段の腕前とのこと。「男女関係なく戦えるスポーツが好きでした」とあどけない笑顔を見せた。そのことを考えてか父の薦めもあって、きっかけは小学1年生の頃にペアボート体験をした時に「将来はボートレーサーに絶対になる」と決意した。
中学を卒業する最速のタイミングで試験を受けたが失敗。いったん高校に進学したが、2回目で合格したため、半年で中退してこの世界に飛び込んだ。「男女平等だし、勝負の世界で頑張りたかった」と目を輝かせた。武道経験者で若くして将来の道を決めたように、精神面も体力面も自信を持っていたようで、養成所もそれほど苦労はしなかったという。
08年5月24日生まれで現在17歳。一般的には高校2年生になるが、“令和の若者”とは思えないほどどっしり落ち着いて、受け答えもしっかりしていた。養成所の勝率は女子の中では3位となる5・32。デビュー3カ月なので全てが勉強だが、「自分のペースでやっていきたい。養成所でのSは平均以上だったので、Sで遅れないようにしたい」と前を向いた。
将来の目標を聞くと、間髪入れずに即答で「たくさん稼げるような選手になりたい」とニッコリ。最後はデジタルネーティブで多様な価値観を持ち、情報社会に生きている“令和の若者”らしい言葉だった。
