鈴木祐美子 光り輝くヘルメットに負けないレースを

 きらびやかなヘルメットに負けないまくるレースが魅力の鈴木祐美子
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 【第127回】鈴木祐美子(36)=三重・98期=

 今年1月に産休から2年半ぶりに復帰した鈴木。「まだレースに慣れていない。毎回、いろんな発見があります」とブランクの影響で本来の姿には至ってないが、徐々に舟券貢献率は高くなってきている。今後の活躍が楽しみな女子レーサーと言えるだろう。

 そんな鈴木は復帰に合わせてヘルメットを新調した。今回のテーマはステンドグラス。きらびやかなブルーとピンクを基調に、ブラックの線がとても奇麗なグラデーションを醸し出している。

 そしてヘルメット後部には子どもに大人気のトトロをモチーフにした絵の中に、8歳と2歳の息子の頭文字である“R”と“H”のアルファベットが入っている。

 今回のヘルメットは、他のボートレーサーがよく頼んでいる奈良県にあるバイクヘルメットなど加工をしてくれる会社に頼んだ。

 「私も今回で3回目。多少のイメージを伝えるだけだけど、いつもそれ以上のモノを作ってくれる。今回も大満足ですね。もちろん次も作ってもらいたい」と仕上がりの良さに満面の笑みを浮かべた。

 鈴木の父親はいぶし銀レーサーだった光男さん(40期・引退)。「レースの時は子どもたちの世話をしてくれて、特に下の子がなついている。わがまま言って選手を続けさせてもらっているので、結果を残して恩返しをしたい」と今後の激走を約束。

 得意の戦法という「まくるレース」で、光り輝くヘルメットに負けない存在感を示してくれそうだ。

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